☆2004年冬バージョン☆

I=t人2 旅の印象(Impression)は、時間(time)と出会った人々と比例する。
撮影:海・紀勢本線 相賀〜尾鷲
分類:水面-B-2(水のある鉄路の風景。人物なし) 公式風キャッチコピー

入り江と山々の向こうから朝日が昇る。斜光を浴びる気動車が高架橋を行く。正直、この絵は新鮮だった。光線の具合・構図が計算され尽くした絵であることは容易に想像できる。
有名撮影地ではない地点での写真は久々に「はっ」となる絵である。
が、前作を受けてのキャッチコピーはどうも気に入らない。カッコつけ過ぎ、とでも言おうか。もっとも、思えば鈍行列車といえどもロングシートやワンマン 列車という「規格化」「輸送効率優先化」されている中では、旅の楽しみと言っても「算数の公式化」のような単純なモノになっていること を考えると、分からんでもないなあという気もする。


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