☆2010年冬バージョン☆
変わる日本の、変わらない景色。ゆっくりとしか行けない旅をする。
何歳になっても、いい冬休みを
撮影:四・・土讃線 阿波川口〜小歩危
分類:列車と景色14(自然の中の鉄路の風景。人物なし。渓谷と列車) キャッチコピー+サブ
キャッチコピーは前作に引き続き、ちょっと練られている感があってなかなか素敵。
変わる日本、変わらない景色、という対比は美しいが、実は「鉄道」をめぐる景色や状況も大きく変わってきている点は、ちょっと皮肉か? 高速道路1000円、あるいは今度は無料? などという変化のもと、パンフに登場のJR四国などは特に脅威に晒され、この春からは大幅な減車・ワンマン化・減便ダイヤという変化が訪れようとしているのだ。
まあ、そんなに力まなくても、国鉄時代の重厚な車両・鉄道施設は次々に消えていき、軽薄短小な「使い捨て」車両がちょこちょこ走る時代になってしまった訳で、いささか懐古的かもしれないが、「青春18」で「旅」を感じるのが年々難しくなっている気がする。まさに「変わる」18きっぷの風景ではないか。
小歩危峡。この景色は変わらないのかな? と思いつつ、やはり走る車両は軽薄。
難をいえば、写真から季節感が伝わってこないのが残念だなあ。
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(仙台支社の裏面。冬の臨時列車の案内)